三木由也　映像 /写真

1979年 京都市生まれ、信州大学農学部森林科学科卒。
大学卒業後、徐々に制作を始める。近年は広義の意味での映像体験における光景そのものが持つ可能性や時間という生命に興味を持ちながら、映像や写真による記録、及びフィールドワークを軸とした制作活動を進めています。モチーフは特定の場所や領域が多く、関わる場所は住宅地の水路、水の抜かれた溜池、洪水後の河川敷など水に関わる場所も多い。また建築空間/場所の発生と身体にも興味を抱き、クライアントワークとして建築などの写真撮影も手がけています。

<巨椋池干拓地とその周辺地域のフィールドワーク>

2016年頃より徐々に京都盆地の南部に位置する巨椋池干拓地とその周辺のフィールドワーク、写真と環境音、そして語りなどの記録を継続的に続けています。これはかつてあった巨椋池を現在の姿を通してみようとするもので、人と土地の関係を見るための重要なモチーフとして位置付けています。
写真という形を経由しながら、最終的には静止画と音声による独自の形式を持った映像を構想しています。

<主な活動歴>